コラム|暮らしのデザイン

ウェブ地図を自分でデザインして、活用できるツール

2020/03/28



プライベートでも、仕事でも、地図を使う機会は多くあり、また、その地図データを出力して使うケースもたくさんありますよね。

今回、そんな方に朗報です!


なんと、国土地理院が「自分で地図をデザインできるウェブ地図地理院地図(仮称)」を一般公開しました。

以前は関東の一部しか使えなかったものが全国版となったり、地図の色付けなどのデザインを変えることができたりと、利用者の要望を受けたものになりましたので、ぜひ、この機会に触れて頂ければと思います。



国土地理院地図とは?


国土地理院が整備した地図情報や、土地の成り立ちや災害リスクなどを、一般の方にわかりやすく公開しているのがウェブ地図「地理院地図」になります。

出力して使える地図は、画像などのデータとして出ますが、この地図では大きな情報であり、色々なものに流用できるという特徴があります。


例えば1つの地図があったとして、Vectorのものは地図のデザインを変更できます。

描いてある線の太さや色を変えられるのが最大の特徴であり、情報を情報のままで提供しているので、ウェブブラウザ上でデザインの変更ができます。


国土地理院では地理院地図をVectorで提供したいと長年検討していましたが、ブラウザ上でのデザイン変更は技術的に困難でした。

ところが、近年のIT技術の進化により、ストレスなくデザイン変更ができるようになってきたので、今年(2019年)7月から試験的に提供を始めました。



サイトの表示画面と主な機能





おすすめの地図で表示できる地図





主な機能





様々な白地図パターンの活用例




地図の活用などで、お困りの方は、ぜひこの機会に、国土地理院地図を活用してみてはいかがでしょうか?




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